2013年06月09日
「あらゆる問題を解決するパワーポイント 」
1. パワーポイントとは
パソコンの画面をスクリーンに写し出す
ソフトウェアー・プログラムのことを
「パワーポイント」 というのが普通だ。
だが、 「パワーポイント」 という言葉の本来の意味は
「ソケット」 あるいは 「コンセント」 のことである。
プラグを差し込むと電気が流れ込む 「電源」 のことだ。
2. マーデンの成功するための 「5つのパワーポイント」
成功者の記事を載せる
「サクセスマガジン」
という有名な雑誌がある。
オリソン・スウェット・マーデンは、
「サクセスマガジン」
に過去百年間に掲載された3万件に及ぶ
成功データを丹念に調査して分析した。
マーデンはそこから、 「成功の秘訣」 として
次の5つの基本的な条件を抽出した。
① 勇 気 (Courage) - 新しいことをする力
② 忍耐力 (Persistence) - スタートしたことを継続する力
③ 勤 勉 (Diligence) - 一生懸命に努力する力
④ 集中力 (Concentration) - エネルギーを一点に絞り込む力
⑤ 自 信 (Confidence) - 自分の成功を固く信じる力
成功するための 「5つのパワーポイント」 である。
勇気、 忍耐力、 勤勉、 集中力、 自信
の5つの条件を満たせば、
多くの問題を解決することができる。
でも、 すべての問題を解決できるわけではない。
3. 聖書の 「唯一のパワーポント」
聖書には唯一のパワーポイントについて書かれている。
① 宇宙万物を創造した創造主なる神は 「発電所」 である。
② 神と一体であるイエス・キリストは 「パワーポイント」 である。
③ 神のイメージに造られた私たちは 「電球」 である。
④ 神を信じる信仰は 「プラグ」 である。
「信仰」 という (プラグ) を
イエスという1つの 「電源」 (パワーポイント) に
差し込んでつなぐと、
私たち (電球) は、
創造主の巨大な (発電所) から
無制限の電気が流れ込んできて
明るく輝きつづけることができるのである。
創造主の永遠・無限のいのちは、
信仰によって、 イエスを通して、
私たちにふんだんに流れ込んでくる。
「創造主のいのち」 の中には、
愛、 喜び、 平安、 知恵、 力、 希望、 謙遜、 自制
などのすべて良いものが含まれている。
勇気、 忍耐力、 勤勉、 集中力、 自信
という成功するための5つの力もすべて含まれている。
健康、 いやし、 豊かな繁栄、 安全
という恵みの結実もすべて含まれている。
だから、 成功するために、 あるいは問題を解決するために、
5つのパワーポイントに別々にプラグを差し込む必要はない。
ただ一つのイエスのパワーポイントに差し込めばよいのだ。
マーデンの 「5つのパワーポイント」 は、
成功するための方法にすぎない。
「一体何のために生きるのか」
「何のために成功するのか」
という人生の最も大切な意義や目的は教えてくれない。
方法を教えてくれるだけで、 現実に助けてはくれない。
方法通りに自分でがんばって努力しなければならない。
良い結果が出なければ、 自分のせいか、 他人のせいである。
実は、 多くの人々が成功者になろうとして
この方法を実行しようとするが、
ほとんどが途中で挫折してしまう。
運よく成功した人も、
いつも他人と比較しているから、
それは相対的な成功にすぎず、
決して満足することがない。
最後には、 むなしく世を去っていく。
イエス・キリストは、
「人は何のために生きるのか」
「どのように生きるべきなのか」
という人の生きる目的と生き方を教えてくれる。
目的と意義と方法を教えてくれるだけでなく、
イエスは私たちと一緒いてコーチしてくれる。
もしよくできなければ、 イエスは現実に助けてくれる。
他人と比較する必要がないから、
いつも真の意味での成功者として満足することができる。
真の成功者とは、 イエスと共に生きる人である。
イエスに愛されて永遠の命を生きる人である。
真の成功者になるチャンスは、誰にでも平等に与えられている。
マーデンの成功の 「5つのパワーポイント」 は
小さな5つの乾電池 (バッテリー) にすぎない。
それは懐中電灯を照らすことはできる。
しかしその光は小さく弱い。
すぐに電池が切れてしまうから、
いつも新しい乾電池と入れ換えなければならない。
停電になったら真っ暗で懐中電灯がどこにあるかもわからない。
わかったとしても電池が切れていてライトがつかなかったりする。
イザという時にはあまり役に立たないことが多い。
「イエス・キリストのパワー・ポイント」 は、
宇宙万物の創造主の巨大な発電所につながっている。
地球のある銀河系には2千億個の星がある。
宇宙には1千億の銀河系がある。
この広大な宇宙を創りそれを運行している無尽蔵のエネルギーは、
この創造主の巨大な発電所からイエスを通して送電されてくる。
イエスを通して供給される創造主の電力は、 尽きることなく永遠に
全世界 (全人類) を明るく輝かせつづけることができる。
4. ハウ (How) vs フウ (Who)
大切なのは、 ハウ (How) ではなく、 フウ (Who) である。
「問題を自分で解決する方法は何か」
ということも大切だが、
「問題を自分のために解決してくださる方は誰か」
ということの方がはるかに大切なのである。
この世には問題は数限りなくある。
それら全部を自分で解決することは到底できない。
また、 そうすべきでもない。
私たちひとり一人の責任は、
各人に与えられた問題に取り組んでいくことで
必要十分である。
その他のことは、 神にまかせればよいのである。
「神の国と神の義をまず第一に求めなさい。
そうすれば、 それに加えて、
これらのものはすべて与えられます。
だから明日のための心配は無用です」
(マタイ 6:33,34)
要するに、 イエス・キリストを通して神につながることを、
あなたの生活の最優先順位としつづけなさいということである。
そうすれば、 あくせくしなくても、
日々生きるための必要は十分に満たされるということである。
「主は私にかかわるすべてのことを成し遂げてくださいます」
(詩篇 138:8)
愛の神はあなたにかかわるすべてのことを成し遂げてくださる。
だから明日のことを思い煩う必要はない。
働きすぎて自殺したり、 家庭をかえりみず離婚したり、
不正を行って刑務所に入ってしまうこともない。
何かができても、 できなくてもよい。
強くても弱くてもよい。
家族や友だちと仲良く生きることが大切である。
5. あらゆる問題を解決するパワーポイント
イエスこそが、
「あらゆる問題を解決するパワーポイント」
である。
私たちはイエスを信じることによって、
日々の生活の中でイエスを第一として生きることによって、
自分にかかわるあらゆる問題を解決することができる。
創造主の持っているすべてのものが、
イエスというパワーポイントを通して、
私たちに流れ込んでくるからである。
問題を解決するための力、
問題を解決するための知恵、
問題を解決するための愛が、
ふんだんに与えられてくる。
あらゆる問題が全知・全能の愛の神の御手のうちにあることを悟り、
私たちがイエス・キリストにしっかりつながっている限り、
それらは本質的にはすでに解決していることがわかる。
イエス・キリストが、
私たちの罪が赦されるために十字架にかかって死んでくださり、
私たちに永遠のいのちを与えるために復活してくださった
という歴史的事実 (霊的真実) によって、
私たちの罪、 病い、 悪しき霊の攻撃からもたらされる
あらゆる問題は根本的にはすでに解決していることを悟るのである。
いかなる問題も、
イエスに結ばれている私たちを、
害することは決してできない。
逆に、 イエスによって、 すべての問題が
私たちの益となるようにされていくことを体験する。
私はこれを毎日体験している。
あらゆる問題を解決する唯一最高のパワーポイントは
イエス・キリストである。
イエス・キリストご自身が、
すべての問題の解決となってくださっているのである。
・・・ 「神は、 あなたがたを、
常にすべてのことに満ち足りて、
すべての良いわざにあふれる者とするために、
あらゆる恵みをあふれるばかりに与えることのできる方です」
(Ⅱコリント 9:8)
Posted by アブラハムささき at 01:19│Comments(13)
この記事へのコメント
ささき先生
おはようございます。
私のパソコンの中にパワーポイントが入っているように、
イエス・キリストというパワーポイントが私の中におられることを実感します。
数々の発見を頂きました。
ありがとうございます。
菅野直基
おはようございます。
私のパソコンの中にパワーポイントが入っているように、
イエス・キリストというパワーポイントが私の中におられることを実感します。
数々の発見を頂きました。
ありがとうございます。
菅野直基
Posted by パスター菅野 at 2013年06月09日 06:15
「信じるとは、神に委ねること。」だということを、
最近は、色々な形で、繰り返し教えられていると感じます。
確かに、私にとって、昔から一番難しいことです。
でも、信仰において、肝心なことですよね。
聖書を読めば、書いてあることは大体理解できます。
考えれば分かることは、大体想像がつきます。
一番良いのは主に聴くことですが、
それがなかなかできないと感じる時に有難いのは、
「先生」・・先に生きて色々な経験をしつつ、
「大丈夫だよ。」と言ってくれる体験者なのだと思わされます。
佐々木先生、ありがとうございます。
最近は、色々な形で、繰り返し教えられていると感じます。
確かに、私にとって、昔から一番難しいことです。
でも、信仰において、肝心なことですよね。
聖書を読めば、書いてあることは大体理解できます。
考えれば分かることは、大体想像がつきます。
一番良いのは主に聴くことですが、
それがなかなかできないと感じる時に有難いのは、
「先生」・・先に生きて色々な経験をしつつ、
「大丈夫だよ。」と言ってくれる体験者なのだと思わされます。
佐々木先生、ありがとうございます。
Posted by haru at 2013年06月09日 06:44
私は今まで、自分で頑張っても頑張ってもどうしてもダメな時しか神様に助けを求めませんでした。五つの乾電池が役に立たなくなって初めて、イエス様の電源にプラグを差し込んでいました。初めからイエス様に依存していればよかったんですね。
Posted by 富沢八郎 at 2013年06月09日 10:18
神様、イエス様、信仰と人間の関係がよくわかりました。特に、イエス様と自分をつなぐものが信仰なんだということがよくわかりました。ありがとうございます。
Posted by はるか at 2013年06月09日 20:56
子どもの頃から、「『港』のような親だったらいいのにな~。」と思いました。
外で疲れた時に帰っくると、心がホッとできる存在・・に憧れ続けました。
イエス様が、そうなのですよね。
人間は、それぞれが悩みを持ち、感情の波があり、
「いつも港」はお互いに無理。
どう考えるべきかは嫌というほど分かっているし、
そうしたいとも思っている。
当事者じゃないと分からないのかもしれませんが、
そうしたい、けどできない自分がいるから悩むし、
自分が嫌になり、感情が波立ってくる・・のです。
でも、これだけ言語化できるようにしていただいたことで、
真剣に悩む自分も、捨てた者じゃない、と思うようになりました。感謝。
外で疲れた時に帰っくると、心がホッとできる存在・・に憧れ続けました。
イエス様が、そうなのですよね。
人間は、それぞれが悩みを持ち、感情の波があり、
「いつも港」はお互いに無理。
どう考えるべきかは嫌というほど分かっているし、
そうしたいとも思っている。
当事者じゃないと分からないのかもしれませんが、
そうしたい、けどできない自分がいるから悩むし、
自分が嫌になり、感情が波立ってくる・・のです。
でも、これだけ言語化できるようにしていただいたことで、
真剣に悩む自分も、捨てた者じゃない、と思うようになりました。感謝。
Posted by haru at 2013年06月09日 22:51
イエス様がブドウの木で、私たちはその枝ですという、ヨハネの福音書15章を連想しました。イエス様という電源に信仰のプラグをつなげばいいんですね。私は日中問題解決のために毎日イエス様に祈っています。イエス様にしか解決できないし、イエス様は必ず解決してくださいます。
Posted by 陳 at 2013年06月10日 23:47
7年以上欝で苦しんでいる者です。会社は首になり、妻は子どもを連れて実家に帰ってしまいました。今は生活保護を受けて、一人寂しく安アパートの一室に閉じこもっています。何もやる気が起きず、ただ毎日死にたい死にたいと思っています。でもこのブログを繰り返し読んでいるうちに、こんな私にもなんとなく希望があるような気がしてきました。
Posted by 欝の生活保護受給者 at 2013年06月12日 01:08
私も成功哲学信奉者の一人でありました。プラス思考の本をたくさん読み、いろいろなサクセスモーちべーションセミナにも参加してきました。でも、なぜ成功しなければならないのか、何のために生きているのか、いくら考えてもわかりませんでした。聖書を読んでようやくそれがわかり、今はイエス様だけに的を絞ってダイナミックな人生を生かさせていただいています。まったく同感です。
Posted by かつての成功哲学信奉者 at 2013年06月13日 15:33
ハイ!久しぶりにチカラが出るブログ読みました。アリガト。
Posted by スティーブン at 2013年06月16日 01:29
今週はものすごい試練が続きもうダメだと何度も思いましたが、イエスさまの救いを信じてじっと耐えていたら、昨日奇跡が起きて救われました。ハレルヤ
Posted by S.K. at 2013年07月06日 01:21
ロマンテックなメッセージに出会え感謝。イエスキリスト、この不滅なるパワーポイントを通して世界中の信じる人々が、地球上で点々と輝いている情景が浮かびます。まだ暗い地にあってそれ等の光の点が少ないのところであっても確かに一点輝いてる、、、世のキリスト者は同志、共に心に灯火やどる交流がもたれる事を御祈りします。 I'll be back, He said.
Posted by Kyoto Light at 2013年09月19日 02:45
さまざまな自己啓発をやってみましたが、成果がありませんでした。ようやく本物を見つけたような気がします。
Posted by 求道中 at 2013年10月20日 11:04
神がわたしたちに下さった霊は臆病の霊ではありません。力と愛と健全な霊です。あーめん!
Posted by パワーマン at 2013年10月31日 18:00