2011年08月28日

 「第2回グランドキャニオン創造科学探査ツアー」


  ・・  「初めに、神は天と地とを創造された」

       (創世記 1:1)


  ・・  「目を高くあげて、

       だれが、これらのものを創造したかを見よ」

       (イザヤ書 40:26)


  ・・  「万物は、天にあるものも地にあるものも、、、、

       みな御子 (キリスト) にあって造られたからである。

       これらいっさいのものは、

       御子によって造られ、御子のために造られたのである。

       彼は万物よりも先にあり、万物は彼にあって成り立っている」

       (コロサイ人への手紙 1:16,17)


2011年8月21日ー27日、第2回グランドキャニオン創造科学探査ツアーが行われました。

ラブ・クリエーション実行委員会主催によるこのツアーは、

アメリカのグランドキャニオンといくつかの峡谷を見分するものですが、

その最大の目的は

① 宇宙万物の創造主の存在の事実と、

② 創造主が6日間をかけて万物を創造した事実と、

③ ノアの洪水により全地球が水没した事実と、

④ 全地球の化石を含む地層のほとんどが

  ノアの洪水後の急激な地殻変動により極めて短期間に形成された事実と

を確認することです。

そして、聖書の記述こそが、

それに異なるすべての仮説や推理を超越した驚くべき真理 (事実) であること

を確信することです。

また、一般に科学的真理として信じ込まされている進化論が、

いかに虚偽といつわりに満ちた空想の産物にすぎないかを確認することも目的の一つです。


今回は日韓の牧師、信徒、未信者総勢30名の団体です。

数名の学校の先生と3人の小学生、中学生も参加しました。

前回同様、日本列島の2倍半の広さのコロラド高原を中心として

4千キロの行程を走破するという強行軍でしたが、無事故で守られました。

全行程快晴に恵まれ、グランドキャニオンでの日の入りと日の出を見ることができました。


壮大なグランドキャニオンその他の大峡谷の地層を前にして、

地質学の専門家で有名な創造科学者の一人である

イ・ジェマン宣教師 (韓国ハンドン大学教授) の解説を聞くうちに、

これらの大峡谷はガイドブックに載っているような何億年もかけて浸食されてできたものではなく、

ノアの洪水によって極めて短期間に造られたものであることがはっきりわかりました。


「百聞は一見にしかず」 といいますが、

聖書の記述が事実であることが誰にとっても疑う余地なく一目瞭然でした。


「罪を犯しつづける人間たちに非常な悲しみを覚え人間を創造したことを悔いた神が、

ノアの家族を除いて全人類を滅ぼした」

という恐るべき歴史の真実が私たちに迫ってきます。

深くえぐられた大峡谷とその底を流れるコロラド川の雄大な光景は、

神の怒りの爪痕と悲しみの涙を表現しているのです。

聖書の真実性にいまさらながら驚嘆せざるをえませんでした。


私は今回のツアーに参加して、

「旧約聖書創世記1章1節から新約聖書黙示録22章21節に至るまで、

聖書のすべての記述は、創造主なる神によって書かれた一貫した真実である」

と一点の疑いもなく確信することができました。


キリストが再臨されるとき、いったい何人が神の裁きを免れて復活することができるのでしょうか。

まことに戦慄が走る思いです。 ただただキリストの十字架の贖いにすがるのみです。

神の命令に従ったノアとその家族だけが救われたという

「ノアの箱船」 はまさしく、

キリストを信じた者だけが救われるという 

「キリストの箱船」 を象徴しています。
 

「私は韓国にいた時は進化論を信じていました。

ところがアメリカに留学して地質学を研究しているうちに進化論のさまざま矛盾に気づくようになり、

聖書に書かれている神の万物創造の事実に目覚めました」

感動と涙をもって情熱的に語るイ・ジェマン先生は、

聞く者すべてを魅了し神の創造の世界に引き込んでいきます。

イ・ジェマン先生の創造科学探査ツアーは前回で196回目ですが、

これまでに参加した牧師、神学者、信徒、科学者のほとんどが、

聖書に記述されているように、

全地球を水没させたノアの洪水が、歴史的事実であることを信じたそうです。


「ラブ・クリエーション・ジャパン」 では毎年創造科学探査ツアーを継続しますので、

一人でも多くの日本人が参加するように期待しています。

来年は、8月後半にグランドキャニオンにヨセミテのコースを加えて10日間のツアーを計画しています。

アメリカの創造科学博物館やサドルバック教会の見学もあり、小中高生でも参加できます。

将来は、中高生の修学旅行のコースに組み込んでいく予定です。


「進化論はサタンの最高傑作である!」

韓国最大のキリスト教会の一つで、その中でも最も信頼されているオンヌリ教会の

故ハ・ヨンジョ牧師はこう断言しました。

なぜなら進化論は、

聖書の創世記の創造主なる神による天地創造の記述を真っ向から否定するものであり、

ひいては聖書全体の真実性に疑いを持たせることに成功したからです。

進化論を信じた西洋の多くの人々は、キリスト信仰を捨て、教会から離れ去りました。

進化論を信じた東洋の多くの人々は、聖書を拒絶し、キリスト信仰を受け入れません。

進化論は聖書の記述と真っ向から対立し、神の存在を否定するのに等しいからです。
 

「果てしのない宇宙。 数え切れない膨大な数の星。 

その中に、たまたまほんの小さな地球が存在している。

その地球上に、ある時偶然に単細胞の生命体が現れた。

その単細胞は増殖し、突然変異を繰り返し、何億年、何十億年後には人間として進化した。

よって、個々の人間もまた偶然に生まれたもので、

弱肉強食・適者生存の自然の摂理に従って生きるほかない、ただの物質的存在にすぎない」

これが、進化論の帰結です。
 

「進化論は自然科学にあらず!」 と上智大学名誉教授の渡部昇一氏が言うように、

さまざまな無理、矛盾、ねつ造、ごまかしに満ちた進化論は、

単なる思いつきに等しい仮説に過ぎず、とうてい科学とは言えないのです。

突然変異の起きる確率論、化石の年代測定法、地球物理学、地層学、海洋学、天文学、

生物学、生物化学、遺伝子工学、考古学、骨相学その他の分野において、

進化論の矛盾が次々に指摘されてきました。

ゆえに、「進化論は真っ赤な嘘」 と言わざるを得ないのです。


「聖書は神の最高傑作である!」

進化論がサタンの最高傑作なら、聖書は神の最高傑作です。

救世軍日本支部総司令官、山室軍平が言うように、

「聖書は世界無二、宇宙第一の書物」 なのです。

聖書は生けるまことの神の言葉の集大成であって、なにものも聖書に打ち勝つことはできません。

虚偽はいくら真実を装っても、本当の真実に打ち勝つことはできません。

無防備の少年ダビデが素手で一個の小石をもって、

鎧兜に身を固めた敵将の巨人ゴリヤテを一撃で打ち倒したように、

たとえ万物が滅びても永遠に変わらない聖書の言葉の真実が、

さまざまな虚偽をもって一時的に真実を仮装した虚構の進化論を

一撃のもとに打ち崩す日が近づいています。


「初めに、神が天と地とを創造した」

同志社大学の創設者・新島襄は、この旧約聖書創世記一章一節を読み、

霊感に打たれて創造主なる神を信じました。


「宇宙万物は全知全能の愛の神によって創造された」

これは単純明快な真理で、澄んだ心で自然を見れば、だれにでもわかるのです。 

           
「ラブ・クリエーション・ジャパンのビジョン」

① 「創造科学セミナー」 を全国各地で開催する。

② 「グランドキャニオン・創造科学探査ツアー」 を毎年行う。

③ 進化論が虚偽である論証と、創造論が真実である論証の資料を集めて公開していく。

④ 上記に関するパンフレット、書籍、DVD,映画、アニメ、マンガ等を製作する。

⑤ 文部科学省と話し合い、進化論は単なる仮説にすぎないことを教科書に記載してもらう。

⑥ 各大学に創造科学の講座を設けてもらう。

⑦ NHKその他のテレビやマスコミに、創造論を認知してもらう。

⑧ 関東と関西に、創造科学博物館を建設する。

⑨ 聖書の創世記から黙示録までを再現するような、

     巨大テーマパーク 「バイブル・ランド」 を建設して、

     神の創造の真実を知らしめる。


・・・ 「世界の歴史は数千年にすぎない」 

     <マルチン・ルター ドイツの宗教改革者>

・・・ 「全能の神は一瞬にして万物を創造できたはずだが、あえて6日間をかけてお造りになられた」 

     <ジョン・カルビン スイスの宗教改革者>

・・・ 「人間の発見は、ただ、聖書に書かれている真理を確証するために役立つものである」

     <ウイリアム・ハーシェル 天文学者・天王星発見者)

・・・ 「いかなる世俗の歴史におけるよりも、

     聖書の中には、より確かな真理が存在する」

     <アイザック・ニュートン 物理学者・万有引力発見者>

・・・ 「聖書はただの書物ではない。 

     それに反するすべてのものを征服する力を持つ書物である」

     <ナポレオン・ボナパルト フランス皇帝>  

                         
・・・ 「ラブ・クリエーション・ジャパン」のホームページ
    
     http://www2.lovecre.jp

・・・ 「ノアの大洪水」

     http://www2.biglobe.ne.jp/~remnant/yomemasu.htm

・・・ 「人類と地球の年齢」

     http://www2.biglobe.ne.jp/~remnant/kagaku05.htm

・・・ 「クリスチャントゥデイ記事掲載」

     http://www.christiantoday.co.jp/view-3442.html


 

 




Posted by アブラハムささき at 12:57│Comments(16)
この記事へのコメント
ささき先生


お帰りなさい。

感動と確信が深まった経緯の体験談を読んで、
私のその場に行ったかのような思いです。

数年前、博士号授与のためにロサンゼルスに行った時、
グランドキャニオンとラスベガスに行く格安ツアー参加予定をしていました。

しかし、ちょっとした手違いで、そのツアーに合流できず、
グランドキャニオンの近くまで行ったのに、現場に行けていません。

私は、来年もしくは、再来年には、このツアーに参加して、
その感動をささき先生と共に味わいたいです。


パスター菅野 またの名を出前牧師カンちゃんこと、菅野直基
Posted by パスター菅野 またの名を出前牧師カンちゃんこと、菅野直基 at 2011年08月28日 13:27
5年前にグランドキャニオンに行ったことがあります。その時は、ただすごいなぁ!って感動しただけでした。ノアの洪水と関係があるなんて夢にも思いませんでした。機会があったらぜひツアーに参加したいなぁと思いました。
Posted by ヨシ at 2011年08月29日 08:56
昨年の第一回ツアーは初めてでしたので、不安と緊張がありましたが、今回のツアーは安心しリラックスして楽しむことができました。

移動中のバスの中では、ゴスペル、讃美歌、クラシックのBGMが流れ、若い牧師のリードでみんなで歌ったりして、退屈することがありませんでした。

各現場での、バス中での、ホテルでのイジェマン先生の解説は非常にわかりやすく、小中学生にもかなり理解できるほどでした。 単なる知識の伝達ではなく、神の創造のとてつもない偉大さを知ることによる人間の尊厳の回復と生きることの歓喜とを実体験させていただきました。 聖書ほどすばしい書物はほかにないという確信が与えられました。

特に、グランドキャニオンの日の入りの夕焼けと日の出の朝焼けは壮観でした。 ある方が、 「天国の香りがする!」 という表現をしていました。

医学部2年の学生さんと若いOLの方が、口をそろえて、 「すごく楽しかったです。 来年は友だちを連れて参加したいです」 と言ってくれたのが、主催者としてはとてもうれしかったです。

ツアー参加者全員が、創造主の創造のすばらしさに圧倒され、人生観を変えられて帰国しました。 
Posted by アブラハムささき at 2011年08月29日 10:51
ツアー団長としてご苦労様でした !!

先生たちが、グランドキャニオンで夕焼け、朝焼けを満喫されている頃は、

日本は大雨で、しかも各地で洪水などの被害が出ていました。

先日はワシントン近くでも地震がおこり、今日ニューヨークはハリケーン被害

で地球全体に何かが起こっているような気がします。

今 各地で起こっている現実をみると、神様が天地創造された時は 

どれ程凄い事がおこったのかと想像します。

グランドキャニオンに僕はまだ行った事は有りませんが、

創造主の創造の素晴らしさが 人生観を変えるほどのものだと想像出来ます。

本当に山が動いたのですね。是非 来年は参加したいです。

東日本大震災が3月11日におこって、もうすぐ半年になろうとしていますが、

犠牲者はいまだ行方不明の方を入れて2万人に達します。

この事を経験された方たちにも是非 一度グランドキャニオンツアーに参加

してほしいですね。

来年は震災から1年を迎えることになりますが、改めて創造主の存在を知る

ためにも沢山の人達で人生観を変えるほどの体験をしてみたいと思います。

天国の香り 良い表現ですね (^-^)

是非 参加された方の 感想を聞いてみたいです。

僕が参加したら 大きな声で、大きく背伸びして ヤッホー と 言うと思います。

天に一番近いところはグランドキャニオンかもしれませんね。

ハ・ヨンジョ牧師も同行されていたと思います。

なんとなくそんな気がしました。

                                 オバマ
Posted by OBAMA at 2011年08月29日 22:34
聖書の言葉が本当だとすると、天国と地獄も本当にあるんですね。もっと真剣に家族や友達に福音を伝えたいと思います。
Posted by ムラカミ at 2011年08月30日 17:38
「奥山先生、進化論はまったくのデタラメです。学者はそう言うと周りから潰されてしまうので、牧師の責任で聖書の創造論を広めてください!」

かなり前のことですが、奥山実牧師が京都で伝道していた時に救われた京都大学で進化論を研究していた先生が奥山先生にこう楽しんで資料をたくさんくれたそうです。
Posted by アキト at 2011年08月31日 00:12
アキトさま

コメントありがとうございます。

「こう楽しんで」というのは、「こう頼んで」ということですね。。

奥山実牧師は日本における強力な創造論推進者の一人です。

先週の土曜日、たまたまロスからの帰国のフライトで奥山先生と一緒になりました。

「奥山先生、これは偶然ではなく、神の導きですよ! ぜひ、創造論と進化論ついて本を書いてください」

とお願いして、承諾していただきました。
Posted by アブラハムささき at 2011年08月31日 12:28
えー
韓国からのフライトで奥山先生と一緒だったのですか

これこそ奇跡に近いですね

神様の導きとしか考えられませんね

実は僕の方も色んな事情があって 3人の弁護士の方と連絡とったり、会っ

たりしました。

もちろんそれぞれが違う案件ですが僕の事を知っている方たちは 

どうせ OBAMA は弁護してもらっている側だろう と予想されると思います

ところが どっこい 僕もたまには被害者になる事もあるんですよ。

これは、佐々木先生と奥山先生が神様の導きでお会いされた事とは

比べものにならないくらい小さな事かも知れませんが、同じ日に3人の弁護

士と連絡とることは、僕が3年くらい前に 会社を破産させた時以来の出来事

です。

しかも、あの時は加害者でした。

加害者と被害者の気持ちはこんなに違うものなのか・・・と当時を思い出して

いました。

その頃は僕は恵まれていたのか弁護士にお世話になっただけではなく、本当

に温かく、そして優しく、親身になって相談に乗って頂きました。

その感謝の気持ちを忘れるところでした。

創造論の書き込みとは話がそれてしまいましたが、今日こそ生きてて良かっ

た。と思いました。

しかしそうは言いながらも一人の弁護士とは喧嘩してしまいました。

反背はしていますが、人間として死なばもろとも・・精神で戦います。

僕は裁く力も、権力もありませんが許す事だけは続けたいと思います。

意味不明な内容ですみません。

今はこんな僕でもイエス様が創造してくださった人間だと認識しています

                                  オバマ
Posted by OBAMA at 2011年08月31日 23:41
Grand Canyon National Park ツアーお疲れ様です。あっと言う間に第一回開催の頃から一年経ち、時の速さに驚き、何より無事mission完了し帰国された事、主に感謝します。

ところで、京都ツアーには何時になるとお越しになられますか?
グランドキャニオンならぬ、 料亭巡りキャニオンから煌びやかな種々の食を通して
「我々は何処から来たのか 我々は何者か また何処に行くのか?」を探求し、神様の秩序、威厳、美しさを、対極に位置するその小さく且つシンプルな茶室より、永遠性を発見するまで、瞑想しましょう。
知る人ぞ知る世界にようこそ!

"Don't think, but FEEL it"

Anyway bless the Lord for your safe back !! See you in the near future. Thank you.
Posted by filmmakers' unit at 2011年09月01日 06:21
ささき様
こんにちは。また進化論の話題がありましたので訪問させていただきました。
いくつか問題と思える箇所がありますが、細かな部分は省略し、私がささき
様に対して疑問に感じていることを、再度申し上げます。

旧約聖書の全記述を史実だとすると、
全世界の60億の人間がノアの家族の子孫ということになります。
中国人の彫りの浅い顔、日本人の蒙古斑、アフリカ黒人のちぢれた頭髪
ヨーロッパ人の様々な目の色と髪の色などが、ノアの家族から
約4000年間(200世代)で変化したとお考えですか?

全世界の言語は系統樹が書けるほど徐々に変化して分岐していった
痕跡があります。言語は現在も変化と分岐が進行しています。
世界の言語がバベルの塔の時代に一度に作られたとお考えですか?

旧約聖書は全体としては真実だったとしても、細部に至るまで「無謬である」
とのお考えが私には非常に間違った考えのように思われます。
信仰に基づき「無謬と信じる」ということなら理解できるのですが
Posted by 左手 at 2011年09月02日 01:47
左手さま

いつも有益なコメントありがとうございます。

「聖書は無謬である」という私の確信は、もちろん私の信仰と霊感(インスピレーション)によるものです。すべてを論理的にまた科学的に検証したわけではありません。

しかし自分としては非常に驚くべきことに、少なくとも、私の持っていた数々の疑問は、論理的に理解可能であり、科学的に説明可能であったということです。

ご指摘のように、世界60億の人類はノアの家族の子孫であると考えます。 それは当然にさまざまな人類の異なる特徴も、ノアの子孫の増加の過程で形成されてきたものと考えます。 

バベルの塔の時代に(神によって)一挙に、異なる多数の世界の言語が造られ、それがさらに細分化してきていると考えます。

ある仮説が聖書に反するものであったとしても、やがては、「実はその仮説が間違いで聖書の方が正しかった」というのが、これまでの歴史の示すところです。

進化論はその最たるものであるというのが、私の揺るぎない確信です。
Posted by アブラハムささき at 2011年09月02日 23:16
ささき様
早速のご回答ありがとうございます
旧約聖書の無謬性はささき様の信仰と霊感によるもの
とのお答え、ホッとしました。信仰も霊感も、個人的な
経験であり、その経験を共有しない人には(現在の所は)
証明出来ない性質の物ですね

さて、ノアの子孫のお話ですが、人類の様々なグループ
(モンゴロイド、漢民族など)の身体的特徴は、約4000年間で
形成され得るとのお考え、と理解してよろしいでしょうか
その場合、身体的特徴の形成は、自然に(神の手に拠らず)
なされたと考えてもよろしいでしょうか?
そうであるならば、人間も、自然によって変化する事がある、
と言う結論を導く事が出来るのではないでしょうか

バベルの塔のお話としては、現在話されている言語は
他の言語と独立ではなく、文法上では6種類、語彙では約30種類(語族)
に別れるそうです。一つの語族の中には最大で1000以上の
互いに通じない言語がありますが、それぞれ基本的な部分で
類似性が見られます(言語自身が歴史と系統を抱合しています)
バベルの塔で作られた言語は、互いに全く類似性がないはずですので
バベルの塔以降の4000年で一つの言語が1000以上に別れたことに
なります。日本語を見てみますと、800年前、中世の日本語は
基本的な語彙と文法は現代日本語と変わりありません
4000年で現在のような数千に上る言語が発生する事はあり得ないのではないでしょうか
Posted by 左手 at 2011年09月03日 03:04
左手さま

聖書の無謬性に対する確信は、おっしゃる通り、私の信仰とインスピレーション(私なりの論理と科学的認識を参考としての)によるものです。 しかし、それは私だけの特異・異例な宗教的体験と言うわけではなく、世界中の卓越した科学者を含めた多くのひとびとの確信でもあります。

創世記一章において、繰り返し、創造主は「種類に従って」動物や植物を創造したと書かれています。 人間は一つの種類であって、人間と動物の遺伝子を結合させることは、おそらく進化論学者の必死の努力にもかかわらず、不可能です。 よって、動物から人間が「進化」したということはありえないと考えます。

しかし、世界60億人の指紋がそれぞれ異なるように、神はロボットのようにまったく同じ人を造らず、それぞれの個性を造りこれを尊重しておられます。 ですから、人間という種類の中でさまざまな人種や特徴が生みだされてきたことは神の摂理の中での変化であるということができます。

言語の多様性につては専門外ですので、正確にはお答えしかねます。 法律においては、世界中の法律に驚くべき類似性があるように思います。 それはすべての法律は、モーセの十戒に集約されるということです。 

言語においても、おそらくは、世界中の言語はバベルの塔の時代以前に語られていた一つの言語に集約されるのではないかと思われます。 

当時突然人々がお互いに言葉で通じ合わなくなったことは事実だと思いますが、言語がどのように分散され、どのように変化してきたかについては、専門知識がないためなんとも言えません。 専門家の意見を聞いて、いつかお答えしたいと思います。

一つ言えることは、人間の言語中枢は全知全能の創造主によって造られた、極めて精巧な能力を持っているということです。 

(新約聖書「使徒の働き第二章」には、人々が突然さまざまな外国の言語で話し始めたことが書かれていますが、なんらかの参考になりますでしょうか?)
Posted by アブラハムささき at 2011年09月03日 12:40
ささき様
ご多忙な中、私の稚拙な疑問に丁寧にお答えいただき、
改めてお礼申し上げます。

聖書の無謬性について、もちろんささき様のみでなく、世界の最高の知性
を含む多くの人々の確信であることは (ささき様とのお話の過程で私自信
勉強して) 存じております。ですが、その方たちもささき様と同じように
信仰とインスピレーションからくる「個人的体験に基づく」確信ではないで
しょうか?
実際、今まで例にあげていただいた中で私の知る今西錦司博士は
進化論を否定していませんし(進化論を縫合する自然学を提唱しています)、
渡部昇一教授の進化論批判(馬の進化に関するもの)は計算が間違って
います。
もしもささき様が「この人のこの論理だけは正しい」という方を一人あげて
いただければ、私も納得できる結論が得られるように思われますが....

人種のお話は、ささき様のお返事を見ながら、私の申し上げたいことに
近づいて来たと考えました。
(1)人類はノアの方舟以降、たった4000年で身体的特徴と異にする
  数グループ(人種)に変化した
(2)4000年でこれだけ変化したのですからこれから先4万年、40万年、
  400万年と同じような変化を続ければ、それは大きな変化となる
(3)その変化は神の摂理の中でなされた
(4)従って、進化論と神の存在は矛盾しない
というような考えではいけないでしょうか?

一つ、動物の種類について反論させていただきたいことがあります
人間と他の動物が交配して子孫を残すことはできません(それは近縁種
が存在しないからです)が、人間以外でしたら異種間交配は例があります
タイプ1. レオポン(ライオンと豹)、ライガー(ライオンとトラ)、ラバ(馬とロバ)
  これらの異種交配でできた動物は、子孫を残す能力がありません
タイプ2. イノブタ(イノシシと豚)、合鴨(アヒルと鴨)、狼犬(犬と狼)
  これらの異種交配でできた動物は、生殖能力があり、子孫を残す
  ことができます。
人間と他の動物が現在交配できないからと言って、それは全ての動物の
種類があらかじめ定められたものという証拠にはなりません。

法律について、私は門外漢ですが、IT関係の仕事柄、法律を読むこと
があります。その中で、私の感想ですが
「個人情報保護法」「不正アクセス防止法」という新しくできた法律は
非常にすっきりして読みやすいのですが、「会社法」「民法」「刑法」
は複雑で大変読みにくいです(長さも違いますが)。
これは、長い歴史を持って数々の変遷を経てきた法律は、法律それ
自体の中に歴史を含んでしまっているからだと思います
民法も刑法も、ゼロから新しくデザインしなおしたらもっとすっきり
するのに.... という感想を持ちながら読んでいました。

生物のDNAについても同じことが言えると思います。遺伝子の繰り返し
が多く、生涯に於いて全く機能せず、無駄と思える部分が延々と続いて
いたりします。
人間の染色体は46本ですが、チンパンジーは48本、馬は64本で
金魚は104本の染色体を持っています。
生物のDNAはなぜこんなに複雑か、私は、それは長い歴史の中で
変遷を繰り返してきた(つまり進化してきた)からだ、というインスピレーション
により、進化論は優れた仮説であるという確信を持つに至りました。
Posted by 左手 at 2011年09月04日 00:18
ささき様
お答えを拝見していて気になった所がありましたので、
再度コメントさせていただきます

世界のすべての法律はモーゼの十戒に集約されるか
と言う点についてですが、日本、中国の近代法(ヨーロッパの
影響を受けた法律)以前の法律として、唐律令、大宝律令
を調べて来ました。これらは支配者が支配の方法に力点を
置いて書いた物で、モーゼの十戒との類似性が見られません
また、日本の近代法についても、モーゼの十戒の1から5は
含まれていないと思われます

世界のすべての近代法はヨーロッパの影響を受けていますので、
類似性は当然であり、驚くべきとは考えられません
Posted by 左手 at 2011年09月04日 01:19
ささき先生

京都で奥山先生と会いました。
国際弁護士のささき先生より創造論推進の本の出版の依頼を受けた話を聞きました。

帰りの飛行機の中で会ったのですね。
それは、神の導きでしたね!!!

かんの
Posted by パスター菅野 またの名を出前牧師カンちゃんこと、菅野直基 at 2011年09月04日 14:28
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。