2011年05月03日

 「タイム・イズ・ライフ」


  ・・  「怒りの日には、

       富は頼りにならない」

       (箴言 11:4)

 
「富は無限、時は有限」

私が思いついたキャッチコピーですが、あなたはどう思いますか?

「マグロがあと数年で食べられなくなるし、石油もいずれ取り尽くされてしまう。

しかし、富が枯渇しても、時間は永遠に続いていくではないか」

「富は有限、時間は無限だ!」

こうも考えられますね。
 

しかし、よく耕して肥料を与えれば、土地は無限に作物を生み出してくれます。

海の汚染を防止すれば、マグロも再び大量に繁殖するでしょう。

石油が枯渇しても、原子力エネルギーが使えなくなっても、

太陽エネルギー、風力エネルギー、潮力エネルギー・・・・・・

エネルギーはいくらでも作り出せるでしょう。

 
天地万物の創造主は、 「生めよ、増えよ、地に満ちよ!」 と人間に言われました。

ですから、富が欠乏して、人類が地上に住めなくなることは、神の計画にはないのです。

実は今でも毎年、膨大な量の果実が未収穫のまま朽ち果て、

価格調整のために大量の農畜産物が廃棄されています。

まだまだ無限に近い量の未発見・未採掘の鉱物資源が、地下に眠っています。

また、非常に多くの特許新技術が、時期早尚として商業化されずに放置されています。


今、世界で富が不足しているとすれば、その原因は、人間に愛と知恵が不足しているにすぎません。

愛が不足しているから、あり余る富を公平に配分できないのです。

知恵が不足しているから、今ある富をもっと増やすことができないのです。

富は無限に存在するのです。
 

これに対して、時間は限られています。

人の寿命は長くても百年前後。

学生として学ぶ時間、社会で働く時間、結婚して生活する時間、子どもを育てる時間……

すべての時は限られています。
 

「タイム・イズ・マネー」 (時は金なり) と言いますね。

時は富と同じだから、時を大切にしなければならないということです。

なぜなら、時間を使って働いた分だけお金になります。

金融機関にお金を預けておけば、時間がたった分だけ利子がつきます。

株や不動産に上手に投資すれば、時とともに資産価値が増えます。

でも、時が富を生み出すだけのものであれば、それはむなしいものではないでしょうか。

だれも何一つ持ってあの世に行くことはできないからです。
 

本当は、「タイム・イズ・ライフ」 (時はいのちなり) なのではないでしょうか。

私たちのこの世のいのちには、限られた時間しかありません。

時はいのちと同じだからこそ、時を大切に生かして生きなければならないと思うのです。

富を大量に得るためよりも、富を有効に使うためにこそ、時を生かして用いましょう。


「私は人生の最大の失敗者だ。

富の獲得のためにのみ時間を浪費してきた。

最も大切な家族を愛する時間をほとんど持たなかった」

何度も離婚して世界的一の大富豪になった石油王、ポール・ゲッティが、

臨終の間際に語った言葉です。


「キリスト教撲滅!」 を叫び、世界制覇を目指して

巨大宗教団体に成長させた某新興宗教の最高指導者が、

末期がんの病床に神学校の教授を呼んで、聖書の集中講義を受けています。

きっと、自分の死を目前にして、 

「本当の真理は何なのか?」、 

「永遠のいのちを持つにはどうしたらいいのか?」、

を知りたがっているに違いありません。


「富は無限、時は有限」

有限な時をいかに有効に生かして生きるか。

言うまでもなく、あなたの最も大切なことに、あなたの時を使うことです。

あなたにとって、最も大切なことはなんでしょうか?

あなたは今、あなたの最も大切なことに、あなたの時間を使っているでしょうか?


「タイム・イズ・ライフ」 (時はいのちなり)



参考 ・・・ 「頼りにならない富に、望みをおかないように」   

        (テモテへの第一の手紙 6:17)

        http://homepage3.nifty.com/shirakawa-eikou/message/2005year/0129.htm

       「創価学会幹部、幸福の科学幹部、からキリストへ」 (小澤利夫さんの証し)

         http://www2.biglobe.ne.jp/~remnant/149souka.htm






Posted by アブラハムささき at 00:46│Comments(8)
この記事へのコメント
富と時。 

神と金。

得と徳。

それぞれが大切なものですが、優先順位の問題なんですね。
Posted by パク at 2011年05月03日 16:28
人間は生まれてきたときに既に 寿命も決まっていると 思います。

それを知っているのは神様だけで、知らない自分は富を得ることに 必死

でした

今回の東日本大震災の被害者の方たちは 一瞬にして、家庭、仕事、

そして命までも失くされました。

日本全国、世界各地に 命の大切さを教えてくれた

と思います。

一瞬の出来事で何もかもが無くなって、時間だけは普通に過ぎて行ってい

ます。まるで何事もなかったかのようにです。

富よりも、今 生きている事に 感謝し、今の時間を 大切にしようと思います。

私は ビジネスを一日でも早くブレイクして、自分の身体を 大切にしてい

なかったような気がします。

仕事を命がけでやって、身体がどうなろうと、時間もおしまずに やってい

たような気がします。

これからは少しでも 生きている時間を大切にしたいと思います。

感謝します                             オバマ
Posted by OBAMA at 2011年05月03日 16:38
数日前のことですが、仕事の締め切りに追われ、

渋谷のフレッシュネス・バーガーで、深夜過ぎまで夢中でパソコンを打っていました。

あるヒップホップ・スタイルの青年が、私の脇を通りすがりに、氷と水の入ったコップをパソコンの側に置いて、 「どうぞ!」 と言いました。

私は意味が分からず、思わず、 「えっ!」 っと聞き返しました。

「どうぞ、飲んでください!」。 自然な笑顔でそう言うと、彼はお店を出て行きました。

「親切な人が、水をくれたのかな?」 と思って、ちょっと口をつけてみると、それは水ではなく、ジンジャーエールでした。

まさか? もしかしたら、いたずらで毒でも入っているのだろうか? 

一瞬、疑いの気持ちがわきましたが、もしそうでなければ申し訳ないと思い直して、恐る恐る飲みました。

彼の微笑みを思い出しながら、ひと口ひと口飲んでいるうちに、とても美味しくなってきました。

あんな美味しいジンジャーエールを飲んだことは、それまでありませんでした。

なぜ、見ず知らずの若者が、私にジンジャーエールをくれたのだろうか?

いくら考えても、理由はわかりません。

不思議な思いにふけっていた、あの瞬間は、時間が止まっていたように思います。 

永遠の広がりをもった、なんとも言えない心地よい時間でした。

心がうきうきして、まるで別の世界にいるようでした。

今でもあの場面を思い出すと、うれしくなります。

おそらく、一生忘れることはないだろうと思います。







 
Posted by アブラハムささきアブラハムささき at 2011年05月03日 20:37
この連休中は、具体的な予定をたてていませんが、朝ゆっくり時間をとって、聖書を読めるのが幸せです。

聖書を読んだりそれに関する活動をすることに時間を使えれば、充実した、あとからも悔いの残らぬ、満足感が得られます。
今までは仕事に追いかけられて、義務感、やるべきことをやることに達成感を感じていましたが、今は利潤追及とその義務感と達成感のみに生きがいを感じる奴隷のような生活は、空しいと感じています。

大切な時間は、神様の愛と永遠の命を基準にして使っていくと、利潤追求型の人生をおくらなくても、必要な富も与えられると思うようになっています。そう考えていけば、やがては、次のビジネスブレークスルーも自然に与えられることを期待しています。

感謝
Posted by ななし at 2011年05月04日 23:05
今日はよく晴れたGWの一日。 二人の幼児と公園で思う存分遊びました。

いつもは、母親の義務として子育てをがんばってきましたが、小さい子どもたちと一緒にいられる時間は限られていることに気がつきました。

そうしたら、大切なこの時期を子どもたちと一緒に十分楽しまなくちゃと思うようになりました。
Posted by カオリ at 2011年05月04日 23:58
小澤利夫さんの証しを読んで共感です。

友達に誘われて某新興宗教に入信。

夢中で団体の発展に尽力してきました。

しかし、醜い内部抗争に巻き込まれて追放されました。

二十三年後に足を洗いました。

失われた時間は戻って来ません。

これからは、ホンモノと出会い、残された時を大切にして生きていきたいと思います。
Posted by ムダ足オトコ at 2011年05月05日 00:52
ささき先生


「富は無限、時は有限」 本当にそうだなーと思います。
今年39歳になって、人生がまだ半分残っていますが、
もう半分生きてしまったという感じがします。
120歳まで生きれば、1/3ということになりますが・・・^^


小澤さんとは、今でも交流を続けていますが、
S学会、幸福のK学、公○党の市議会議員、
そして、クリスチャンのなって伝道に生きる姿を見て、
人生を何倍も生きておいられるなーと感じます。


人生が時間の積み重ねであるならば、時間は命とも言えると思います。
この一回きりの人生を最高に生き、悔いなく生きたいと思います。
私は、伝道するためにこの人生の全てを使いたいと願います。


パスター菅野
Posted by パスター菅野 at 2011年05月06日 00:02
「主の大庭にいる一日は、よそにいる千日にもまさるのです」

詩篇でダビデはこう宣言しています。

「聖霊に満たされて祈った一日は、祈らないであくせく働く千日にもまさります」

私はこう思っています。

なぜなら、神とともに闘う戦いは、百戦百勝だからです。

神とともに働く労働は、30倍、60倍、100倍の実を結ぶからです。
Posted by アブラハムささき at 2011年05月06日 01:14
 
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