2011年03月18日

放射能汚染に心を騒がせてはならない!

 

 ・・  イエスは言われた、

    『あなたがたは心を騒がせてならない。
    
     ただ、神を信じ、わたしを信じなさい』

      (ヨハネの福音書14:1)


 ・・ 『もし、わたしの名をもって呼ばれているわたしの民が、

     ひざまずいて祈り、わたしの顔を求め、悪の道を捨てて立ち帰るなら、

     わたしは天から耳を傾け、罪を赦し、彼らの大地をいやす』

      (歴代誌下7:14)



今、日本を襲っている三つの大災害、 「地震、津波、放射能」 が、

日本中を、いや世界中を、 「恐怖のるつぼ」 に陥れているような感があります。

まるで、新約聖書の 「黙示録」 に書かれている、

「終末の預言」 の封印が一つひとつ解かれつつあるようにも、とらえられます。

多くの外国政府機関は自国民に日本からの脱出を呼びかけ、

中にはチャーター機を送って国外退去をさせている国もあります。

特に、予想される放射能汚染を恐れた日本の若者たちは、

関西以西に逃れただけでは足りず、海外に逃げようとして、各航空会社のフライトは満席状態だそうです。

人間の理性で判断する限り、それは合理的な行動の一つの選択肢であって、批判する気持ちはありません。

それでは、九州や沖縄に逃げることのできない、また海外に逃れることのできない、

大多数の人々はどうしたらよいのでしょうか?

迫りくる福島原発の放射能汚染の恐怖に、ただ恐れおののきつつ、

日々刻々のニュース報道に右往左往して、最悪の事態を待つだけなのでしょうか?


このような時こそ、私たちは、自分の存在の原点に立ち返り、

自分を造られた創造主なる神に立ち返るべきではないでしょうか?

そして、創造主のご意志は何なのか、自分は今どのようにしたらよいのか、

それを知るために、創造主の書かれたラブレター 「聖書」 に立ち返るべきではないでしょうか?


「恐れるな」、 「おののくな」、 「心を騒がせるな」、 「明日を心配するな」、   

「どんなことも思い煩うな」、、、、、、

「聖書」 は、なんと366回も繰り返し繰り返し、

「心配したり恐れたりしてはいけない」

と私たち人間に警告しています。

「注意や警戒は必要であるが、不安や恐怖は不要である」

ということです。

私たちが不安になったり恐れたりするのは、

絶対者である全能の愛の神から離れているからです。


「聖書」 によれば、人間は本来、環境や状況の奴隷ではなく、

神の代理人として、それらの管理者であり支配者なのです。

ところが、人間の犯した神に対する罪のゆえに、

私たちは与えられた権能を失ってしまいました。

イエスを信じて神の子に復権しても、信仰が弱いために、

その権能を適切に用いることができないでいます。


イエスは言われました。

「あなたがたは心を騒がせてはならない。 神を信じ、またわたしを信じなさい」

そうです、ただ子どものように素直に、

全能の愛の神である 「父なる神」 創造主を信じればよいのです。

また、神が人のかたちをとられた 「子なる神」 イエスを信じればよいのです。

そうすれば、神の霊すなわちイエスの霊である 「聖霊なる神」 が、

神の愛であなたの内側からあなたを強力に満たし、不安や恐れを完全に締め出してくれます。

なによりも、イエスを信じれば、永遠の命が与えられ、

天の御国に永遠に住まうことができるのです。

この世の試練を通りぬけることができるばかりか、

たとえ死んでも、この世にはるかにまさる天国に行けるという、

すばらしい希望を持てるのです。


「聖書」 によれば、

神の愛は無制限に、あなたに注がれています。 

神の愛は永遠に、あなたにそそがれています。

しかし、世の中のさまざまなことに心が奪われ、いつも心配したり恐れたりしていると、

あなたは神の愛を受けそこなってしまうのです。

神の愛だけが、いつでも完全に、

あなたの心に巣食っている不安や恐れを根こそぎ、追い出すことができるのです。

不安や恐れが消え去り、神の愛と平安に満たされているなら、

あなたには勇気と力と知恵がよみがえり、どんな最悪の事態においても、

冷静な判断をし、適切な行動をとることがでるようになります。


今ここで少し冷静になって、多くの人々の最大の恐怖の的になっている、

「放射能汚染」 の実害とその恐れについて考えてみましょう。


最新のニュースでは、危険度が 「レベル5」 に引き上げられたとのことです。

チェルノブイリの 「レベル7」 にさらに一段と近づきました。

しかし同時に、電動パイプ接続の作業が展開され、

「これが成功すると危険度が180度転換する可能性がある」 という報告もあります。 

この命がけのプロジェクトの担当者は、クリスチャン (佐藤なおよしさん) であるとのことです。

多くのクリスチャンが、このプロジェクト成功のために、また作業に従事する方々の安全のために、祈っています。


まず、 「放射線量が基準値を超えた」 「被曝者が出た」 という報道が、人々を恐怖に陥れています。

(以下、 「Gigazine」 のブログから、一部表現を修正したうえ、引用します)

報道で耳にする 「ミリシーベルト」 とか、 「マイクロシーベルト」 とはどんな単位なのか、実際にはどれくらいから危険なのか確認してみましょう。

人間は地球上のどこに住んでいても常に放射線を浴びています。世界で平均すると、人体は年間およそ2.4ミリシーベルト(2.4mSv:1シーベルトの1000分の1×2.4)の自然放射線に常にさらされています。

放射線を短期間に全身被ばくした場合の致死線量は、

5%致死線量 (被ばくした人の20人に1人が死に至る線量) が2シーベルト (2000ミリシーベルト)、

50%致死線量が4シーベルト、100%致死線量が7シーベルトと言われ、

200ミリシーベルト以下の被ばくでは、急性の臨床的症状 (急性放射線症) は認められないとされています。

ここで言う 「短期」 とは、約1時間ほどと考えてください。

普通に生活していて1年間に吸収する放射線量の1000倍の量を1時間で吸収すると、20人に1人が亡くなる程度の危険性ということです。

1シーベルトだと吐き気を感じる、

2~5シーベルトで頭髪が抜ける、

3シーベルトを超えると30日以内に50%の人が亡くなる、

とも言われます。

大量の放射線は人体に有害ですが、微量なら人体に影響はありません。

万一の場合を考えて、できる限りの対策を取ることは重要ですが、

関東などに住んでいる人は 「マイクロシーベルト」 というのはとても小さな単位であるということを心にとめて、

むやみに焦って行動しパニック状態におちいらないよう気をつけたいものです。

放射線被ばくと健康への影響の関係。

10万マイクロシーベルト (100ミリシーベルト) を超えると、

ガンになる人が増加するとされています。


「ガンになる人が増加」 と聞くとドキッとするかもしれませんが、

すべての人が高い確率でガンになるというわけではなく、

発がんリスクが高まるという意味です。

「発がんリスクが高まる」 と言っても、

例えばいわゆる 「発がん物質」 というものを習慣的に摂取しても、

すべての人が発がんするわけではない、

喫煙者の全員が肺がんとなるわけでなく、

肺がんとなった人の全員が死亡するわけではないということを思い出して、

必要以上に不安にならないようにしてください。



(次に、 「新エネルギー研究所」 のHPから、一部表現を修正のうえ、引用します)


放射線ホルミシス効果を発表したトーマス・D・ラッキー博士の新発見。

「微量の放射線は生命にとって有益である」

1982年、これまでの定説をくつがえす見解がアポロ計画の中で提出されました。



宇宙飛行士は2週間もの間、地球の何百倍という宇宙線 (放射線) を浴びるが、

身体にとってどのくらいのダメージになるのか?

当時のNASAの医学顧問でミズーリ大学の生命科学教授であったトーマス・D・ラッキー博士は、

「人体への放射線の影響」 を10年にわたり調査したのです。

予想に反してその結果は、 「宇宙飛行士たちは宇宙に行くと元気になって帰ってくる」 というものでした。

「微量放射線は人体に対して刺激として働き、生体を活性化させ、生命活動にとってはかえって有益である」

——米国保健物理学会「Health Physics」誌(1982年12月号)に論文発表され、

微弱な放射線による人体への効果は、

ギリシャ語の 「horme(刺激する)」 より 「放射線ホルミシス」 と名付けられたのです。

約50年前に国際放射線防護委員会(ICRP)は

「放射線は微量でも有害であり、DNAは受けた放射線の量に比例して変異する」

という説を採用しました。

これは放射線量とその影響には生体反応を起こす限界線量である 「しきい値」 は存在しないとする説でした。

「しきい値」 とは一般に境界線、境目のことを指し、

それを境に 「健康に有益」 な効果から 「健康に有害」 な効果に変わることを示します。

(ほとんどの医薬品は、適量ならば有益ですが、過剰量ならば有害です)

放射線に 「しきい値」 がないとする説は、放射線は少しでも有害であり、放射線が有益に働く線量はない、

従って、効果が変化する境目の 「しきい値」 は設定できないとするものでした。


ところが、ラッキー博士は、

放射線は低線量であれば、生体を刺激して高い細胞活性効果が認められる

放射線も生体にとって有益な分量である 「しきい値」 がある

と発表したのです。

「しきい値」 内の低線量放射線であれば、ホルミシス(刺激)効果として、生体にとって有効であると考えられ、

多くの放射線学者や医療関係者の注目を集めるようになったのです。

この有益 「しきい値」 は、数万マイクロシーベルトとも言われています。


 ・・ (注) 「自然の放射線を浴びる」 ことと 「原発事故により放射性物質を浴びる」 こととは、

         人体に対する作用が違うとも言われていますが、

         一般論として参考になる安心材料ではないかと思われます。


 参考 ・・・ Gigazine   < http://gigazine.net/news/20110315-sievert/ >

        新エネルギー研究所  < http://www.shinene.com/ >

        東京大学医学部付属病院放射線科、中川恵一医師 (チーム責任者)

        (医師、原子力工学、理論物理、医学物理の専門家の統一意見)

         < http://www.u-tokyo-rad.jp/data/twittertoudai2.pdf >  


 ・・  < 祈りのリクエスト >

     ミセス・トムソンからの祈りのリクエストです。

     ミセス・トムソンの息子と義兄のドナルド・トムソンが、

     日本政府の許可を受けたアメリカのクリスチャン団体CBNのスタッフ一人と共に

     被災地に赴き、水とお米を届けに行っています。

     被災地では、二人の市長から直接のお礼を受けたそうです。

     現在、二人は、被災地の何処にいるのか電話が通じないため不明です。

     アメリカでテレビ局を持つCBNは、この出来事を通してアメリカ市民に被災地支援を求めています。
     
     世界が日本のために祈っています。

     どうぞ、彼らの働きのためにもお祈り下さい。

     また、二人が被災地から無事に戻って来られるようにお祈り下さい。 



 









Posted by アブラハムささき at 20:06│Comments(4)
この記事へのコメント
ささき先生


おはようございます。
今日もメッセージの更新を感謝します。


佐藤さんのための祈りは、あっという間に日本中のクリスチャンへ輪が広がり、神さまが必ずこのプロジェクトを成功させ、彼を守ってくださると信じます。


ラッキー博士の低線量放射線のホルミシス効果の発見の紹介をありがとうございます。物事には両面があり、一方からだけで見ていると本当の姿が見えなくなってしまうのだなーと感じさせてくれる内容でした。


日本の政府は、国家の危機と言われるような福島原発事故の対応に追われてしまっていますが、その影に地震・津波の被災者の救援が隠れてしまっているようにも感じられますが、地方や民間レベルでの救済活動が盛んになっているので感謝ですが、政府の対応もバランスを取ってもらいたいと思いますね。


佐藤さんが、クリスチャンを代表して先陣を切って国家の危機に立ち向かっていることに大きな励ましを得、私たちもひたすら祈り、心動かされ、召される地域や働きに献身して行きたいものですね。


ありがとうございます。


パスター菅野
Posted by パスター菅野 at 2011年03月19日 06:36
とても、わかりやすいメッセージありがとうございます。

地震のない国の方々は余震だけでも相当のストレスだったでしょうね。


海外に退避して、心配の電話をしてくださる方々に心から感謝します。

東北関東地方の安全を心からお祈りします。
Posted by 李方子 at 2011年03月19日 08:56
アブラハムささき先生、

素晴らしいメッセージをありがとうございました。

私の両親や教会のご年配の方々が放射能汚染について

心配しているので「神様が守ってくださいます」と言い続けていましたが

先生のご説明でますますの平安が与えられます♪

聖霊様がアブラハムささき先生を満たしてくださり、導かれますことを感謝いたします。

早く、すべての人々が真実な神様に悔い改めるよう、お祈りいたします。


愛と感謝
Posted by 愛と感謝 at 2011年03月19日 09:50
今 私は大分にいますが、同じ日本国内で、東北関東大震災、つなみ、福島原発の放射能問題、本当に現実で起きているのかと言うようにのどかです。

道路歩いている人たちが 楽しそうに、笑っています。
私は 私で大きな試練を受けています。
津波、地震に遭って死んでいた方がましだ。と思うような気もします。
しかし、先日 先生から 地震や、津波、放射能の被害に遭っているとのことを考えれば、生きているだけで良いですよ。と言われました。

今 被災者の人たちに元気をもらっているような気がします。

今回の地震、原発問題は世界中が注目しています。
しかし、私はだれも注目してはいません。
ひとり勝手に悩んでいるような気がします。

なぜ、穏やかな、平穏な暮らしをしていたはずの宮城県、岩手県、そして福島県の人たちが こんな被害にあったのか・・
それは あまりにもむごいことだと悲しんでいます。

住むところもなくなり、仕事場さえも無くなり、それでも一生懸命生きていこうとしている方々に 敬意を表します。

先生のブログを見ることができて 幸せです。    小濱 敏雄
Posted by 小濱 敏雄 at 2011年03月19日 12:03
 
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