・・ 「怒りの日には、
富は頼りにならない」
(箴言 11:4)
「富は無限、時は有限」
私が思いついたキャッチコピーですが、あなたはどう思いますか?
「マグロがあと数年で食べられなくなるし、石油もいずれ取り尽くされてしまう。
しかし、富が枯渇しても、時間は永遠に続いていくではないか」
「富は有限、時間は無限だ!」
こうも考えられますね。
しかし、よく耕して肥料を与えれば、土地は無限に作物を生み出してくれます。
海の汚染を防止すれば、マグロも再び大量に繁殖するでしょう。
石油が枯渇しても、原子力エネルギーが使えなくなっても、
太陽エネルギー、風力エネルギー、潮力エネルギー・・・・・・
エネルギーはいくらでも作り出せるでしょう。
天地万物の創造主は、 「生めよ、増えよ、地に満ちよ!」 と人間に言われました。
ですから、富が欠乏して、人類が地上に住めなくなることは、神の計画にはないのです。
実は今でも毎年、膨大な量の果実が未収穫のまま朽ち果て、
価格調整のために大量の農畜産物が廃棄されています。
まだまだ無限に近い量の未発見・未採掘の鉱物資源が、地下に眠っています。
また、非常に多くの特許新技術が、時期早尚として商業化されずに放置されています。
今、世界で富が不足しているとすれば、その原因は、人間に愛と知恵が不足しているにすぎません。
愛が不足しているから、あり余る富を公平に配分できないのです。
知恵が不足しているから、今ある富をもっと増やすことができないのです。
富は無限に存在するのです。
これに対して、時間は限られています。
人の寿命は長くても百年前後。
学生として学ぶ時間、社会で働く時間、結婚して生活する時間、子どもを育てる時間……
すべての時は限られています。
「タイム・イズ・マネー」 (時は金なり) と言いますね。
時は富と同じだから、時を大切にしなければならないということです。
なぜなら、時間を使って働いた分だけお金になります。
金融機関にお金を預けておけば、時間がたった分だけ利子がつきます。
株や不動産に上手に投資すれば、時とともに資産価値が増えます。
でも、時が富を生み出すだけのものであれば、それはむなしいものではないでしょうか。
だれも何一つ持ってあの世に行くことはできないからです。
本当は、「タイム・イズ・ライフ」 (時はいのちなり) なのではないでしょうか。
私たちのこの世のいのちには、限られた時間しかありません。
時はいのちと同じだからこそ、時を大切に生かして生きなければならないと思うのです。
富を大量に得るためよりも、富を有効に使うためにこそ、時を生かして用いましょう。
「私は人生の最大の失敗者だ。
富の獲得のためにのみ時間を浪費してきた。
最も大切な家族を愛する時間をほとんど持たなかった」
何度も離婚して世界的一の大富豪になった石油王、ポール・ゲッティが、
臨終の間際に語った言葉です。
「キリスト教撲滅!」 を叫び、世界制覇を目指して
巨大宗教団体に成長させた某新興宗教の最高指導者が、
末期がんの病床に神学校の教授を呼んで、聖書の集中講義を受けています。
きっと、自分の死を目前にして、
「本当の真理は何なのか?」、
「永遠のいのちを持つにはどうしたらいいのか?」、
を知りたがっているに違いありません。
「富は無限、時は有限」
有限な時をいかに有効に生かして生きるか。
言うまでもなく、あなたの最も大切なことに、あなたの時を使うことです。
あなたにとって、最も大切なことはなんでしょうか?
あなたは今、あなたの最も大切なことに、あなたの時間を使っているでしょうか?
「タイム・イズ・ライフ」 (時はいのちなり)
参考 ・・・ 「頼りにならない富に、望みをおかないように」
(テモテへの第一の手紙 6:17)
http://homepage3.nifty.com/shirakawa-eikou/message/2005year/0129.htm
「創価学会幹部、幸福の科学幹部、からキリストへ」 (小澤利夫さんの証し)
http://www2.biglobe.ne.jp/~remnant/149souka.htm