日本と日本人は必ず復活する!

アブラハムささき

2011年03月16日 00:03


 ・・ 「わたしの目には、あなたは、高価で尊い」 (イザヤ書43:4)

 ・・ 「わたしは、永遠の愛をもって、あなたを愛した」 (エレミア31:3)


今、東北地方太平洋沖地震を原因とする「福島原発事故」が、

日本中を、いや、世界中を震撼とさせています。

ついに「原子力緊急事態宣言」を発令した政府は、

東京電力ならびに関連諸機関と協力しつつ、対策を講じています。

日々刻々のニュースに、全国民が一喜一憂しています。

私もその一人ですが、昨夜は友人からの緊急祈祷要請があり、

徹夜で原発事故拡大防止のために祈りました。


唯一の原子爆弾被爆国であるこの日本で、

世界最大規模の原発事故が起きることは、悲劇中の悲劇であると言えます。

命を懸けて事故拡大防止のために作業している方々、また関係者の方々に敬意を表しつつ、

安全のためにお祈りしています。

被曝された方々のご健康のためにもお祈りしています。


すでに日本は、政治、経済、社会、家族そして個人のレベルに至るまで、

諸問題を抱えながらどんどん落ち込みつつありす。

それに拍車をかけるかのように、今回の大惨事が起きたのです。


「一体どこまで落ち込んでいくのだろうか?」

「みんなまじめに、一生懸命がんばっているのに、なぜ、こんな目に会わなければいけないのか!」

「神も仏もあるものか!」

それとも、石原都知事の言うように、

「日本はその我欲のゆえに『天罰』を受けている」

のだろうか?

それとも、韓国のある牧師が言うように、

「日本人はいつまでたっても、悔い改めて神を信じようといないから、『神の裁き』が下った」

のだろうか?


どのような考え方があるにせよ、いかなる理由がつけられるにせよ、

私たちの取るべき態度は、ただ一つです。

それは、「日本は、そして日本人は、新しく『方向転換』しなければいけない!」ということです。

言いかえれば、

「今こそ、新生ニッポン復活の絶好のチャンスである!」

ということです。



「十字架なければ復活なし!」

「私たちの罪の身代わりになるために」、イエスが十字架にかかって死ななければ、

「私たちに永遠のいのちを与えるために」、イエスが三日目に復活することはなかったのです。


どん底から、新しく立ち上がる。

死んで、新しく生まれる。

これが復活です。

この日本がどん底に落ちてこそ、復活のチャンスがあるのです。

あなたという一人の日本人が完全に自信を失ってこそ、新生のチャンスがあるのです。


あの第二次世界大戦敗戦による文字通り壊滅的破壊の廃墟の中から、

不死鳥のごとく日本民族はよみがえって復活しました。

富国強兵を目指した軍事大国至上主義という、

「旧い日本」が破壊されて、

平和協調を目指した経済大国至上主義という、

「新しい日本」となって復活したのです。


今や、「経済大国至上主義ニッポン」が破壊されて、

次世代の「新しいニッポン」が誕生するチャンスがきたのです。

軍事大国も経済大国も、結果的には、日本と日本人を不幸に陥れました。

それでは、日本と日本人を真に幸せにするものは何か?

その方向に向かって、「新しいニッポン」を造り上げなくてはいけません。


この「新生日本」の萌芽は、至る所に見られます。

日本民族を包んできたさまざまな封印が、一枚一枚解かれつつあるからです。

封印によって隠されてきた、真実の「日本民族」は、

世界が仰天するほどの「驚くべき民族」なのです。

また、あなたという人間を包んできたさまざまな封印が、一枚一枚解かれつつあるのです。

封印によって隠されてきた、真実の「あなたという人間」は、

あなたがびっくりするほどの「驚くべき人物」なのです。


そもそも、日本民族とは、一体何者なのか?

日本民族のルーツは、一体どこにあるのか?

これまで自分のアイデンティティーを見失っていた日本人が、

本当のアイデンティティーに目覚める時がきているのです。


もっと大切なことは、

そもそも、あなたという人間は、一体何者なのか?

あなたという人間のルーツは、一体どこにあるのか?

これまで自分のアイデンティティーを見失っていたあなたが、

本当のアイデンティティーに目覚める時がきているのです。



参考 ・・・ 「失われたアイデンティティー」 

       ケン・ジョセフ著 (ペーパーバックス)